2024年に静岡県内に寄港したクルーズ船が本州で最も多くなりました。
今後さらに増えることが見込まれ、その経済効果に期待する声があがっています。
3月20日朝、東京から清水港に到着したセブンシーズ・エクスプローラー。
乗客定員746人の大型客船です。
斉藤力公 記者:
午前8時前の清水港です。到着した大型の客船から続々と観光客が降りてきています
観光客(オーストラリアから):
日本の滞在はとても素晴らしい。19日は東京で雪が降り、とてもわくわくした。雪が降っているのを初めて見た。日本はとても清潔で、丁寧できっちりしていて、みんな親切
クルーズ船の前に設けられていたのは県内の特産品などを販売するブースです。
静岡のお茶をお土産に買う外国人観光客もいました。
観光客(アメリカから):
(Q.何を買った?)高い品質の煎茶と小さいキャンディ。アメリカの会社に戻ったら同僚たちに配る
県内に寄港するクルーズ船は、富士山をはじめ人気の観光地が近く、インバウンド需要もあり年々増加。
2024年は91回で、ついに本州最多になりました。
クルーズ船の寄港で期待されるのは、その経済効果。
県の試算では一隻あたり約2140万円です。
2025年はさらに20回以上増える見込みで、出店していた業者やタクシー運転手も期待を寄せています。
小松園・牧田充哉 社長:
観光客は割と値段のいいお茶を買っていく。最初は苦い渋いという顔をする人も多いが、やっぱり体にいいということが頭にあるのか関心持ってもらっている
地元のタクシー運転手:
今季、2024年よりも多く寄港するというのは、とても期待できる。我々ももっと清水港で故郷を盛り上げていきたい
県は今後、港周辺でハイグレードな「食」や「アクティビティ」を体験できるよう整備を進め、さらなる消費拡大を目指します。
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