全長約300m大型クルーズ船の内部が公開されました。イタリア船籍の「コスタ セレーナ」が、県内に初めて寄港しました。今年度、新潟を訪れたクルーズ船では最も大きく、経済効果は2000万円とも言われています。
■池田藍子記者
「コスタ セレーナは、近くではカメラに収まりきらないほどの大きさです。今年度、県内に寄港するクルーズ船としては、ダントツで大きいということです。」
28日午前、新潟東港に入港した全長290m、総重量は約11万4000tの「コスタ セレーナ」。
26日に韓国を出発し、乗客2000人を乗せて新潟に初めて寄港しました。県によると、経済効果はこの1隻だけで2000万円にのぼるとみられています。
■乗船客
「歴史ある建物など日本の新しいものに触れられて嬉しいです。」
「(新潟はお米や刺身で有名です)いいね、刺身大好きです。」
28日は、特別に船内が公開されました。
■池田藍子記者
「一つのテーマパークのようです」
船内には、レストランやショップなど様々な施設が。日本ではできないカジノは、離岸してしばらくするとオープンするそうです。
■池田藍子記者
「船の中にコンサートホールがあります。ここで毎日公演が行われているとそうです。」
こちらは、2番目に高価だというスイートルーム。バルコニー付きでホテルのような装飾がほどこされています。船内では、初寄港を記念し歓迎セレモニーが開かれました。
■県港湾振興課 石井克幸課長
「観光客や旅行会社の人に新潟の良さが伝わって、またこれから多くの人が新潟にきていただければと思う。」
観光客は、主にバスで新潟市内や弥彦神社などをツアーでめぐり、さきほど午後6時に函館に向け出港したということです。
2024年5月28日放送時点の情報です。
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