名古屋鉄道の電車で、クレジットカードのタッチ決済やQRコードで乗れる実験がスタートしました。狙いは外国人観光客への対応です。
切符やマナカにスイカなどのICカードで入ることができる名鉄の改札口。その横のカウンターに27日、試験的に設置されたのは、クレジットカードのタッチ決済のリーダーとQRコードの読み取り機です。
クレジットカードを端末にかざしてそのまま改札を通過、降りる駅でカード決済します。
また、ネットで予約すればQRコードが切符のかわりにもなり、28日から名鉄名古屋、金山、中部国際空港の3つの駅で試験的に始まります。
名古屋鉄道旅客サービス課の担当者:
「インバウンドを含め、お客さまの需要が戻ってきたタイミングで新たな改札システムを。外国からきたお客さまが、外国で使われるようなものを同様の仕組みでお使いいただけるという点で今回導入しようと」
中部国際空港から入国する外国人観光客の多くは、クレジットカードは持っているものの、マナカやスイカなど交通系ICカードは持っていません。
そこで外国人観光客の利便性や窓口の混雑の緩和を目指して、導入することになりました。
ロサンゼルスから来た男性:
「タッチするだけでいけるのは簡単。気に入る」
名鉄では2024年の秋に、犬山駅などを加えた13の駅に拡大し自動改札機にも設置される予定です。
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2024年3月27日放送
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