日南市の油津港にクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が寄港しました。宮崎県内への国際クルーズ船の寄港は、およそ3年3か月ぶりです。
21日午前7時、油津港に入港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」。
国際クルーズ船の受け入れは、2020年の「ダイヤモンド・プリンセス」での新型コロナ集団感染以降中止されていたため、県内ではおよそ3年3か月ぶりの入港となります。
「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船している人の多くは欧米からの観光客。
船を降りた観光客が、バスやタクシーで鵜戸神宮や飫肥城下町などに出かけていました。外国クルーズ船の寄港で期待されるのは経済効果ですよね。こちらは油津港への外国クルーズ船の寄港回数です。2016年年度には17隻、2017年度には23隻が寄港していて、今回は、2019年12月以来、実に3年3か月ぶりの寄港となりました。
油津港では、今月29日にもダイヤモンドプリンセスが、来月にはウエステルダムが寄港予定のほか、10月までに複数の外国船の寄港が調整中ということなんですが、外国船1隻が入港すると、その経済効果は4000万円と言われています。
5月にコロナが「5類」に移行すれば、旅行需要はますます高まるでしょうから、さらに多くのクルーズ船の寄港が期待されますね。
（日南市クルーズ振興室・濱中伸太室長）「徐々にではありますけど外国クルーズ船の予約等も入ってると聞いておりますので、少しずつではありますけど引き続きですね船会社にPR等しながら観光誘客に努めていきたい」
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、今月29日にも油津港に寄港する予定だということです。
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/389475
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