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メジャーリーガーレジュメ第105回
WBCプレーヤーズレジュメ第91回
■今日のプレーヤー
ロビンソン・カノは、ドミニカ共和国出身のプロ野球選手で、アトランタ・ブレーブスに所属している。2023年のワールド・ベースボール・クラシックにドミニカ共和国代表として出場する予定です。
■KAISPOベースボールアナリストコメント
「カノ選手は、アベレージとパワーの両方を兼ね備えた、不世出のメジャートップクラスの二塁手であり打者だ。
2005年のヤンキースでのデビュー以来、16シーズン連続で2桁本塁打を記録し、通算打率も.300を超える。レベルスィングで正確にボールを捕らえ、広角に打てる高い技術が原動力になっている。二塁手としての身のこなし、球際の強さも芸術的だ。
オールスターに8回出場のレジェンドはブレーブスの若い選手にとってこれ以上ないお手本だ。」
■Story
カノ選手は1982年10月22日、ドミニカ共和国サンペドロ・デ・マコリス出身。2001年にアマチュア・フリーエージェントとしてニューヨーク・ヤンキースと契約し、プロとしてのキャリアをスタートさせた。2005年にメジャーデビューを果たすと、すぐにリーグ屈指の二塁手としての地位を確立した。ヤンキースでは9シーズンを過ごし、オールスターに5回選出され、2010年にはゴールドグラブ賞も受賞した。
2013年、シアトル・マリナーズと10年2億4000万ドルの契約を結び、これは当時、球界史上3番目の大型契約となった。2018年にニューヨーク・メッツにトレードされるまでの5シーズン、マリナーズでプレーし、さらにオールスターに4回選出された。
キャリアにおいて、カノ選手は球界最高の二塁手の一人として広く評価されてきた。また、二塁での卓越した守備でも知られ、キャリアで2度のゴールドグラブ賞を受賞している。
しかし、カノ選手のキャリアに後悔のあるシーンもあった。2018年に禁止薬物の陽性反応が出て、80試合の出場停止処分を受けた。また、2017年にはヒューストン・アストロズでサイン盗みスキャンダルに巻き込まれたが、その際の処分は受けなかった。
これらの論争にもかかわらず、カノ選手は野球界で最も才能のある選手の一人であり、この世代で最高の二塁手の一人として記憶されるだろう。
■MLB通算成績
2022年シーズン終了時点で、2,267試合に出場し、通算打率.3割1分、、2,639安打、335本塁打、1,306打点、二塁手として守備率.988、を記録している。
(MLB No.429 KAISPO No.1609)
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