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ヴィクトリアマイル

マイル

ヴィクトリアマイル, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=373664 / CC BY SA 3.0

#中央競馬の競走
#東京競馬場の競走
#2006年開始のスポーツイベント
第3回ヴィクトリアマイル(2008年5月18日 エイジアンウインズ優勝) ヴィクトリアマイルは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の春の4歳以上の牝馬マイル重賞競走(GI)である。
競走名の「ヴィクトリア(Victoria)」は、ローマ神話に登場する勝利の女神。
正賞は日本馬主協会連合会会長賞、ブリーダーズカップ・チャレンジ賞。
競走馬生産の原点である牝馬は従来、早期に引退させて生産界へ戻すべきと考えられており、古馬牝馬にとって目標となる競走も長らく設けられていなかった。
その後1996年にエリザベス女王杯が条件変更され、4歳(現3歳)以上牝馬のGI競走として行われるようになってからは、牝馬重賞競走の増設やローテーションの整備など競馬番組の充実が図られるようになり、競走馬として長く活躍する牝馬が多くなった。
一方、こうして長く現役として活躍した牝馬からも優秀な産駒が誕生するようになったことにより生産界の考え方にも変化が生じてきたほか、ヨーロッパでも競走馬としての牝馬の価値を重視する傾向が強まってきた。
こうした流れの中、2006年に4歳以上牝馬による春季のチャンピオン決定戦として本競走が新設された。
なお、本競走の創設に関してJRA内では「内国産競走馬のレベル向上のため、強豪牝馬は早く引退して繁殖牝馬になるべき。レースに出ては故障してしまう」という反対意見もあった。
創設時より国際競走として外国馬が出走可能で、ステップ競走で所定の成績を収めた地方競馬所属馬も出走が可能となっている。
2017年より、本競走の1 – 3着馬には当該年に行われるジャック・ル・マロワ賞(G1)への優先出走権が付与されることになった。
2018年より安田記念とともにデスティナシオンフランスの名称でジャック・ル・マロワ賞と提携。
2021年よりムーラン・ド・ロンシャン賞(G1)も対象競走に追加され、上位3頭に優先出走権が付与される。
2020年からブリーダーズカップ・チャレンジの対象競走に指定され、優勝馬には当該年のブリーダーズカップ・フィリー&メアターフへの優先出走権と出走登録料・輸送費用の一部負担の特権が付与される。
以下の内容は、2021年現在のもの。
出走資格:サラ系4歳以上牝馬 負担重量:定量(55kg) 出馬投票を行った馬のうち、優先出走権(次節参照)をもつ馬から優先して割り当て、その他の馬は「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI・JpnI競走の収得賞金」の総計が多い順に出走できる。
優先出走権 外国調教馬、およびレーティング順位の上位5頭(2012年より。106ポンド以上であることが条件)は優先出走できる。
地方競馬所属馬は同年に行われる下表の競走のいずれかで2着以内の成績を収めた馬に、優先出走権が与えられる。
上記のほか、高松宮記念及び大阪杯で2着以内の成績を収めた地方競馬所属馬は本競走か安田記念のいずれか1競走に優先出走できる。
また、指定された外国の国際G1競走(2歳G1競走は除く)、および地方競馬で行われるダート交流GI・JpnI競走(2歳GI・JpnI競走は除く)を優勝した地方競馬所属馬には本競走の出走資格が与えられる。
2021年の1着賞金は1億500万円で、以下2着4200万円、3着2600万円、4着1600万円、5着1050万円。
各回競走結果の出典

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