2025年11月2日（日）東京9R「国立特別（芝1600m・良）」――今週のウイン5第1レースを血統と展開から徹底分析！
舞台は“瞬発力勝負”の東京マイル。直線の長い左回りで、切れ味勝負になりやすい条件。今回は、差し・追い込み勢に明確な追い風が吹くと見て、本命は マテンロウバローズ（横山典弘騎手） に託します。
ロジャーバローズ×キングカメハメハという瞬発＋持続の黄金配合。鷹巣山特別（東京1600m）での1分32秒2（上がり33.1）は、2勝クラスの中でも上位水準。直線でしっかり脚を溜めれば、最後は矢のように伸びるタイプで、まさに府中マイルの申し子。中枠からスムーズに捌ければ、勝ち切りまで十分です。
対抗は アンパドゥ（C.ルメール）。
父Iffraaj×母父Dubawiという欧州のスピード血統で、五頭連峰特別（新潟1600m）を1分32秒4・上がり32秒4の驚異的末脚で快勝。直線の長いコースで真価を発揮するタイプで、ルメールとのコンビなら再度好位抜け出しも。時計勝負・切れ味勝負、どちらにも対応可能な万能型です。
3番手評価は ワンモアスマイル（D.レーン）。
ブリックスアンドモルタル×ディープインパクトというギアチェンジ型の配合。京都で見せた1分32秒7の鋭い決め脚は圧巻で、まだ底を見せていない3歳馬。東京の高速馬場にも適性が高く、差しが届く展開なら3着以内は堅い印象です。
今回の国立特別は、明確に差し馬有利なメンバー構成。
前半のペースは平均～ややスロー想定で、ラスト2ハロンの瞬発力勝負が濃厚。直線で外に出せる位置を取れるかが鍵になります。内で脚を余す先行勢よりも、溜めて爆発する差し馬を重視したいところです。
注目は「差し馬3強」――
◎マテンロウバローズ
○アンパドゥ
▲ワンモアスマイル
血統・展開・騎手のバランスが整ったこの3頭が中心。
特に◎マテンロウバローズは、東京マイルの瞬発力決戦において最も勝ち筋が多い存在です。
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