12月9日、米国・ハワイ州のホノルルで第7回カラカウア・メリー・マイルが行われ、女子では田中希実(New Balance)が4分29秒89で2位に入った。
同大会は大規模マラソンとして人気のホノルル・マラソン前日に行われるロードレースで、ワイキキビーチに隣接する世界陸連(WA)公認コースで実施。女子では田中のほか、米国の1マイル米国記録保持者で今年の1500m全米チャンピオンのニッキー・ヒルツ、21年全米五輪トライアル1500m優勝のエル・サンピエールなど米国の強豪たちも出場した。
レースは女子がスタートし、30秒後に男子がスタートする形式で行われ、田中はヒルツらとともに先頭集団を形成。終盤に後ろか追いかけてきた男子ランナーにかわされるかたちとなったが、ヒルツと最後まで競り合いながらフィニッシュした。
4分28秒75でフィニッシュしたヒルツが優勝。田中は自身が持つ1マイルロードの日本最高記録(4分32秒)を上回るタイムとなったが、同種目は男女混合レースで出された記録を最高記録として認めないため、日本記録としては公認されない。
田中は11月を休養に充て、12月から徐々に再始動。「12月もリフレッシュを兼ねて練習は少し落とす」というなか、12月2日のNITTAIDAI Challenge Gamesでは5000mで15分07秒40をマークしていた。
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