突然届いた家の競売決定通知…
親なく育った私は家を移動することも多かったことから
『やっとこれが私の最後の家なんだ…』
そう思って買った家だった…
そこに届いた突然の競売通知…
でもそこから１ヶ月後の強制執行期日までに
『家を出ろ…』と後日来た裁判所の執行官から私は告げられた…
だけど当時借金だらけだった私は
３つの仕事を掛け持ちしていた…
だから次の家を探す時間も片付ける時間もなく
強制執行期日の前日に
バタバタと子供の物と身の回りの必要最低限の物を持って私は家を飛び出た…
だから私には自分の過去の物がない…
そんなバタバタとした引っ越しの最後の荷物を自分の小さな車につんだあと
『明日からもうここは
私の家じゃなくなるんだな…』
そんなことを思いながら私は私の最後の家を
つらく振り向き眺めた…
本当は泣きたかった…
だけど私には車椅子の我が子がいる…
だから私が泣いていてはいけない…
私はそう思った…
だから笑った… けど
家を失くした私は
そこから何年も…誰とも連絡を取ることをしなくなった…
でもそれからしばらくしてドラマでこの歌を聴き
『懐かしい家よ…さよなら…』
そんな歌詞から
その時の情景が私にどっと覆い被さってきた…
私は自分の涙で溺れそうだった…
今でも私にはその時の溺れそうで崩れそうな自分が強く強く住み着いている…
そして
『明日もここに帰ってきたいよ…』
あの時最後の家にそんなことを強くツラく思いながらもそれをおさえて…笑った私は…
家を失った私だからこそこれからは
『いつでも私が帰れる場所(家)になろう…』
そんなことを思うようになっていった…
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下咽頭がんがリンパに転移してしまい
末期がんであることがわかり…
全く声が出なかったところから
少しずつ声が出るようになってきたので
リハビリも兼ねて
本当にたまに細々と歌を歌い始めてみた今です…
聞いてもらえたらとても励みになるので
もしよかったら聞いてやってください…
I was told that it was terminal cancer because hypopharyngeal cancer has spread to lymph nodes.
If you’re going to have surgery, you have to have a complete vocal cord removal.
I was told that I would never be able to speak again.
So I didn’t have an operation and was treated with Radiation and anticancer drugs.
And I lost my voice at all.
But now I’m starting to get a little voice,
‘I want to sing …’
with that in mind
This is the person I am now, who started to sing songs little by little as part of rehabilitation.
It is encouraging, so I would be happy if you could register the channel.
音源が見つからずなかなか歌えなかった歌でした…
素敵な音源本当にありがとうございました🙏
https://youtu.be/fFHj8AA8yPg?si=fHxOd6MHQDXUAVNe
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