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門司港に外国クルーズ船 3年ぶり寄港 インバウンド需要回復に期待 北九州市 (23/03/27 18:43)

クルーズ

3月27日朝、北九州市の港に外国船籍のクルーズ船が約3年ぶりに寄港しました。

今後のインバウンドの回復に期待が寄せられています。

27日朝の北九州市・門司港ー

◆記者リポート
「午前8時半です。北九州市門司港にアメリカのクルーズ船がまもなく到着します」

姿を現したのは、アメリカのクルーズ船「アザマラ・クエスト」です。

コロナ禍で受け入れが止まっていた外国籍のクルーズ船が、北九州市に約3年ぶりに寄港しました。

クルーズ船には欧米を中心に約30か国600人が乗船。

日本各地と韓国・プサンをめぐっています。

◆北九州市 クルーズ・交流課 井上欣治 課長
「(1人当たり)3万から4万円というような金額を使っていただけると聞いておりますので、今回600人の方が駅・市内観光すれば、それなりの経済効果はあると思っています」

天守閣を持つ小倉城は、日本のお城人気に加え、咲き誇る桜が相まって、多くの外国人観光客が訪れていました。

◆アメリカの観光客
「美しい!サクラ?気に入っています」

後ろから取材クルーをみつめるえんじ色の帽子の男性。

なにやらカメラに向かって話したそうです。

◆かつて日本で暮らしていたアメリカの観光客
「ずいぶん前に日本に来たんです。1年間、早稲田大学に留学したんです」

早稲田の「W」の帽子をかぶり、日本語を巧みに使うこの男性。

かつて十数年暮らした日本が大好きだそうで、新型コロナが落ち着いたことから、クルーズ船で小倉にやってきました。

◆かつて日本で暮らしていたアメリカの観光客
「花見が素晴らしいですね。特にきれいです。北九州は最高です」

海外の日本ファンも足を運び始め、観光地が賑わいを取り戻しつつあります。

今後も門司港や博多港では、順次クルーズ船を受け入れる予定で、インバウンド需要の回復に期待が高まっています。

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