ようやく北海道にも観光客が戻ってきそうです。新型コロナウイルスの感染拡大で途絶えていたクルーズ船が3月28日朝、約2年ぶりに函館港に寄港しました。函館市内にも観光客の姿が戻ってきました。
斉藤 健太 記者:「風が強く吹く中、今クルーズ船が無事に港に到着しようとしています」
全長160メートルを超えるクルーズ船「にっぽん丸」。140人のツアー客を乗せて横浜港を出港し、函館港に寄港しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、クルーズ船の寄港が中止されていた函館港。2019年11月以来、2年4か月ぶりの寄港です。
乗客:「3回くらい延期していたので、本当に楽しみにしてました」
乗客:「乗船時から、感染対策とってますから安心。不安がっていたらキリがないので」
乗客にはワクチンの2回接種や乗船前のPCR検査が義務付けられ、感染対策は万全です。
港に降り立った観光客は続々と観光地へ。
函館市の朝市にも観光客の姿が。
観光客:「北海道産でこの値段は大変でしょ?」
朝市に訪れた人:「(クルーズ船)去年、おととし、申し込みをしたが全然だめになって、やっとにっぽん丸がたった6日だけど出たので」
販売店スタッフ:「期待していなかったけども来てくれた。前はキャンセルで来ていなかった。良かったです」
「にっぽん丸」は28日午後10時に函館港を出発し、室蘭市などを経由したあと、31日に終着点・横浜港に到着する予定です。
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