新潟県佐渡市の小木港にクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」が県内１年８か月ぶりに寄港

#新潟県 #クルーズ船#小木港

新潟県佐渡市の小木港に３１日、２１０人が乗船するクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」が新潟県内では１年８か月ぶりに寄港した。

「ぱしふぃっくびいなす」は、３０日に京都府の京都舞鶴港を出て、この日小木港に午前８時に入港。この日の午後６時には出航し、８月１日に再び京都舞鶴港へ帰る。このクルーズ船は日本クルーズ客船株式会社（大阪府）が運航しており、全長１８３．４メートルで乗客定員は６２０人だが、新型コロナウイルスの影響で定員の５割を上限に運航している。

乗客はバスで佐渡金銀山などの観光地へ出かけたり、レンタルの自転車で周辺を散策したりしていた。屋外には小木町商工会女性部や福祉施設の物販コーナーも出されており、手作りクッキーや工芸品などが販売されていた。

小木町商工会女性部の担当者は「昨年はクルーズ船がなかったが、一昨年は１１回クルーズ船が来た。今年は９月にもクルーズ船が来ると聞いている。トキも増えたし、佐渡に来てもらいたい」と話した。

新潟県佐渡地域振興局地域整備部港湾空港担当の原田亮副部長は「夏休みになり、トップシーズンである夏の小木ー直江津航路利用客も増えている。佐渡金銀山の世界遺産登録へ向けても動きがあるので期待できる」と話していた。