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乗客ら疲労にじませ下船 クルーズ船 新型肺炎

クルーズ

新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で19日、高齢者を中心に検査で陰性が確認され、症状がない乗客約500人が下船した。船を下りた乗客らは用意されたバスなどに乗り込み、大黒ふ頭を後にした。自衛隊員や防護服を着用した関係者のほか、海外メディアを含む大勢の報道陣が集まり、現場はものものしい雰囲気に包まれた。

 午前11時ごろ、クルーズ船が停泊した横浜港・大黒ふ頭の駐車場には、用意された少なくとも15台の市営バスや複数のタクシーが待機し、乗客らが次々と乗り込んだ。大きなキャリーバッグを引くマスク姿の乗客らは、長期間の検疫期間を終え、疲労をにじませていた。

 その後、乗客は横浜駅など複数のターミナル駅や空港に移動し、各自が公共交通機関などを使って帰路についた。

 クルーズ船では、なお船に残る多くの乗客らが、マスクやサングラスをまとって甲板や通路上に出て、下船の様子を見守っていた。

 陰性と確認された乗客の下船は21日頃までに終わり、感染者と同室だった濃厚接触者の下船は、22日以降となる見通し。

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