横浜港に停泊中の大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客の中から、新型コロナウイルスに感染している人が新たに41人いることがわかりました。松並記者の中継です。
【松並記者】
横浜ベイブリッジに近い、大黒ふ頭です。
きのう着岸したクルーズ船、ダイヤモンドプリンセスがこちらです。そして画面奥、船の入り口部分がブルーシートなどで覆われています。
自衛隊員や看護師と見られる人が複数出入りしていて、ここから患者を搬送するものと見られます。
新たに陽性が確認された41人については、東京・埼玉・千葉・神奈川・静岡の、感染症病棟がある医療機関に搬送することになっています。
41人の国籍については、日本21人、アメリカ8人、オーストラリア5人、カナダ5人、アルゼンチン1人、イギリス1人となっています。
クルーズ船の乗客は、14日間船内にとどまる必要があるため、生活物資などの不足が懸念されます。
けさ、船のバルコニーには、「くすり・不足」と書かれた日の丸を掲げた乗客もいました。
船の近くには自衛隊員およそ40人が待機していて、感染者の搬送などを手伝う予定です。
また、船内には医師の資格を持つ自衛官が5人乗り込み、医療支援などを行っています。
厚生労働省によりますと、きのうまでに搬送された20人のうち、1人が重症になっているということです。
ただし、新型コロナウイルスの影響かどうかは確認中だということです。
ブラックカードを勘違いしてる男 #shorts
コメント