乗客10人の集団感染が確認されたクルーズ船は6日に横浜港に着岸する予定ですが、厚生労働省は乗っている人たちを19日まで船内に留め置く方針を明らかにしました。
厚労省はクルーズ船に乗っている約3700人のうち体調不良を訴えた人とその近くにいた人合わせて273人について、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べています。これまでに31人の検査結果が出ていて、日本人3人を含む10人の感染が確認されて神奈川県内の医療機関に搬送されました。まだ242人分の検査結果が出ていませんが、厚労省はウイルスの潜伏期間などを考慮して乗っている全員を14日間、船に留め置くことに決めました。船内で感染が広がることを防ぐため、なるべく船室にいてもらうとしています。滞在費や生活費の公費負担についても検討しています。船は6日午前にいったん横浜港に着岸して燃料や食料、薬などを積み込みますが、その後2週間の停泊が続きます。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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