新型コロナウイルスの集団感染が確認されている大型クルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」号がきょう、横浜の大黒ふ頭に着岸して食料などの物資の積み込みや感染者の病院への搬送が行われました。
横浜市の大黒ふ頭から中継です。
横浜市の大黒ふ頭です。
私の後ろに見えますのが
「ダイヤモンド・プリンセス」号です。
食料などの物資の搬入が先ほどまで行われていました。
午前9時ごろ着岸した「ダイヤモンド・プリンセス号」。
接岸する際には乗客と見られる人がバルコニーに出て
手を振る様子などが見られました。
「いまダイヤモンド・プリンセス号が着岸しました」
こうしたなか、厚生労働省はきょう午前、
このクルーズ船で
新たに10人の感染が確認されたと発表しました。
「ウイルス検査の結果が新たに判明した71人のうち、
10人から陽性反応」「うち4人が日本人」
これでクルーズ船の感染者は
これまでに検査結果の出た102人のうち
合計20人になりました。
新たに感染が確認された人は
神奈川県内の医療機関に搬送され入院します。
そしてクルーズ船にはいまだにおよそ3,700人が
船から下りられない状況が続いています。
防衛省はクルーズ船の支援に
自衛隊の派遣を決めました。
防衛省がチャーター契約を結ぶ
民間フェリー「はくおう」を横浜港に派遣しました。
船内の生活や医療支援にあたる自衛隊員の拠点として
活用していく予定です。
以上中継でした。
WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルスの潜伏期間を、これまでの10日から12.5日に変更しました。
これを受け、チャーター便で帰国した人で、政府が指定した宿泊施設に滞在している人たちの滞在期間も延長します。
加藤厚労大臣「WHOが示している潜伏期間、現時点では12.5日と示されていますので、その潜伏期間を終えた後、検査を行い、陰性であった方はご帰宅をいただく」
こうした中、菅官房長官は、中国・湖北省に住んでいる日本人などを帰国させるため、きょうの午後8時ごろ、武漢に向け、チャーター機の第4便が出発すると述べました。
菅官房長官「本日夜、第4便チャーター機を派遣すべく調整している。搭乗希望人数は今後、変動があり得るが200人台が想定されている」
今回は初めて、中国籍の配偶者などもチャーター便で一緒に帰国できる見通しです。
中国の保健当局はきょう、新型肺炎による死者が563人、感染者が2万8,018人になったと発表しました。
ますます感染が拡大する新型肺炎。日本国内での感染拡大もあるのでしょうか?
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