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集団感染のクルーズ船、横浜港に着岸 食料・物資補給で

クルーズ

香港で下船した男性が新型肺炎を発症し、検疫のため横浜港の沖合に停泊していた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が2月6日朝、食料や物資の補給のため、同港・大黒ふ頭に着岸した。このままふ頭に停泊する予定だ。船内で新型コロナウイルスの集団感染が確認されたため、乗客らは14日間程度、船内にとどまることになっている。ダイヤモンド・プリンセス号は午前7時50分ごろ、ゆっくりと大黒ふ頭の岸壁に接近。午前8時50分ごろ、乗員が船上からロープを投げて着岸した。客室からベランダに出て、ふ頭に向かって手を振る乗客もいた。
 厚生労働省によると、5日の検査で乗員乗客3711人のうち日本人3人を含む10人の感染が確認され、6日も新たに10人の感染が判明した。感染拡大を防ぐため、症状が出ていない人も含めて船内で待機することが決まっている。

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