登山道などの舗装されていない道を走る競技、トレイルランニング。今後、オリンピック競技になることも期待されています。そんな注目のスポーツの「100マイルレース」が東北で初めて宮城県女川町で行われました。女川町で2月28日から3日間にわたり行われた「女川100TRAILS」。今大会の最高走行距離はなんと100マイル、およそ160キロ。ランナーは夜も休まずノンストップで走り続けます。参加選手:
「寝てないっすよ。まだ眠くないっす」
「眠いです。フラフラする。」大会を主催したのは、プロトレイルランナーの須賀暁選手。2022年、日本代表として世界選手権にも出場した実力者です。そんな須賀選手がトレイルランに出会ったのは社会人になってからでした。須賀暁選手:
「平地で走る40kmと山の40kmはまったく違って、時間が倍以上かかるような状態だったので、最後の5kmぐらいは泣いてました、きつすぎて。絶対このスポーツもうやらないだろうと思っていたけど、次の日には忘れて新しいレース探していました。走り切った後の充実感や達成感というのはロードランニング10km20kmと比べ物にならない。人生でこんなに満たされる瞬間ってなかったなっていうくらい大きい経験だったと思います」須賀選手は2024年、仙台市でランニングスクールを立ち上げ、東北の地からトレイルランの魅力を発信します。須賀暁選手:
「インタフィールドはすごくいいんですよ東北って。良い山がたくさんあるし良い景色もたくさんある。三陸は冬に雪が少ないので楽しめるエリアがたくさんあるのでそういったところを知ってもらいたい」東北で初めての100マイルレース。大会には4部門合わせて286人が参加。過酷なレースの中、美しい自然がランナーの心を打ちます。第1回チャンピオンは宮城県の林太郎選手。22時間台の好タイムでフィニッシュしました。須賀暁選手:
「この女川の大会であったりその他のイベントでトレイルランニングを好きになってくれる人が増えて、自分の目標を達成していく目標をこれからも提供できるようにがんばっていきたい」
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