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クルーズ船等で外国人客も増加…観光客戻ってきた金沢で『タクシー不足』スムーズに手配できない時間帯も (2024年4月11日)

クルーズ

11日金沢港には…

記者:
「けさ金沢港に寄港したのはバハマ船籍のシルバーミューズです。これから乗客を歓迎するセレモニーが開かれます」

全長約212メートル、総トン数4万791トンの豪華客船シルバーミューズ。モナコを拠点にするクルーズ会社が運航する客船で、富裕層の利用が多いことから寄港した港の格が上がるとも言われています。

「ようこそ」

さらに11日朝、大浜埠頭に到着したのはアメリカのプリンセス・クルーズ社が運航する定員2700人を誇る超大型客船ダイヤモンド・プリンセス。金沢港に複数のクルーズ船が同時に入港するのは、今シーズン初めてです。

県商工労働部港湾活用推進室 久保光夫室長:
「たくさんのお客さまに市内・県内を観光していただいて能登復興の一助になればと思います」

二つの船の定員はあわせて約3300人。オプショナルツアーで船がチャーターしたバスで観光地をめぐる人がいる中、個人で観光地をめぐりたいという人にはある問題が発生していました。

記者:
「クルーズ船の前にできた長蛇の列。待っているのは乗客が観光で使うタクシーです」

タクシー協会などによるとクルーズ会社によっては無料のバスを運行する場合もあり、こうした情報が県から来ない限りは金沢港に事前にタクシーを多く回せないそうです。さらに運転手などによるとコロナ禍で運転手が減った上に能登半島地震で保険会社などによる貸し切りが多く、観光シーズンも相まって今、金沢市内はタクシー不足なのだとか。せっかく多くの旅行客が訪れているにも関わらずスムーズにタクシーが手配できない時間帯もあるそうです。

県商工労働部港湾活用推進室 久保光夫室長:
「やはり桜シーズン、ハイシーズン(ピーク)ということでタクシー、交通機関等大変混んでいます。嬉しい悲鳴ではありますけどこういったところをひとつひとつ解決しながら皆さんのニーズに応えていきたいと思います」

県によりますと金沢港には昨シーズンと同じ、47本のクルーズ船が寄港するということで復興への足かせとならないよう県には旅行客の2次交通の確保が求められます。

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