日本最大級の豪華クルーズ船「飛鳥Ⅱ」(5万444トン)が3日朝、京都府舞鶴市の京都舞鶴港に入った。新型コロナウイルスの感染拡大で、クルーズ船の寄港は一昨年10月の同船以来約1年半ぶり。
3月31日に長崎・佐世保港をたち、金沢を経て午前7時過ぎに着いた。定員は872人だが、コロナ対策として募集を半分ほどに抑えた。約70人の乗客は全員PCR検査を受け、船内で検査や発症時に隔離できる態勢を整えた。
舞鶴へのクルーズ船寄港は2017年に最多の39回を記録。19年は10月までに34回に達し、来訪者は最多の8万8千人となったが、昨年は30回の予定がすべてキャンセルになった。
今回は埠頭(ふとう)を一般に公開せず、府や市の関係者、舞鶴観光協会のキャラクター「チョキまる」や地域の太鼓サークルの演奏だけで出迎え。ターミナル出入り口で検温をする対策をした。
市みなと振興・国際交流課の小島宏課長は「安心安全な環境を維持しながら、今後もクルーズ船を誘致していきたい」と話した。18日に再び「飛鳥Ⅱ」、5月には「にっぽん丸」、7、8月には舞鶴港発着の「ぱしふぃっくびいなす」が寄港する予定だ。
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