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JRカード, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1345639 / CC BY SA 3.0
#JR
#クレジットカード
JRカード(英語: JR CARD)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)・東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・西日本旅客鉄道(JR西日本)・四国旅客鉄道(JR四国)・九州旅客鉄道(JR九州)とクレジットカード各社が提携し発行するクレジットカードである。
JRカード事務局は、JR東日本本社ビル内にある。
JR旅客鉄道会社のみどりの窓口・旅行センター・自動券売機で乗車券類を購入する事が出来る。
国鉄時代の1985年(昭和60年)に当時の有力クレジットカード会社8グループ45社との提携により発行されたJNRカードを起源とする。
8グループは以下の通り。
JNRカードは1985年8月23日より全国の主要駅のみどりの窓口で試験的に取扱を開始した。
会員募集は同年7月1日より開始。
当初は関東・関西地区でのみ募集していたが、翌年には本格実施し、全国で会員を募集した。
国鉄分割民営化後は現行名に改称し、JR旅客鉄道会社が共同商品として継承した。
しかし、後に本州各社とJR北海道・JR九州は自社のハウスカードを発行し(西日本と北海道はその後申込受付を停止したが、西日本は2006年、北海道は2010年に再度参入)、また1990年代後半から各JR旅客鉄道会社とも国際ブランドのクレジットカードの取扱を開始したため、みどりの窓口で唯一使えるクレジットカードとしての特殊性は失われた。
現存する発行元は、ジェーシービー(JCB)・三井住友カード(Visa・Mastercard)・三菱UFJニコス(MUFG・DC・NICOS)・ユーシーカード(UC)である。
JR時刻表(交通新聞社)には、2020年4月現在でJCB・UC・三菱UFJニコスは新規会員の募集を行っていない旨の記載があるが、三菱UFJニコスは同社のウェブサイトに法人カードを掲載している(外部リンクを参照)。
三井住友カードは新規会員の募集を行っているが、公式サイトには掲載がなく、電話などで申込書を取り寄せる必要がある。
同社以外のVJAグループではりそなカードや北国クレジットサービスがある。
三井住友トラスト・カード及びスルガカードは新規会員の募集を行っていない。
「クレジット」表示 2020年4月1日にJRカード会員特約(個人会員・法人会員)が改訂され、サービスが変更された。
これに合わせて、同日以降にJRカードで購入された乗車券類は、券面の表示が「クレジット」から「C制」に変更された。
この結果、一般のクレジットカードで購入された乗車券類(同日以降にJRカードで購入された乗車券類と同様に券面に「C制」と表示される)とは見た目上の区別はなくなった。
JRカードを利用して、みどりの窓口や券売機で購入したきっぷの券面には「クレジット」と表示され、一般のクレジットカードで購入したきっぷと区別される(一般のクレジットカードでは「C制」と表示され、購入したJR旅客会社や旅行会社以外では変更や払戻が制限される)。
ただし、JR西日本が行なっている予約サービス(5489サービス)で、JRカードで決済をした場合は、システム上一般カード(国際ブランド)としての扱いになり(この関係上NICOS JRカードの国内専用カードは使用できない)、「C制」と印字されて発券される(変更や払戻の扱いも一般カードと同等に制限される)。
一般のクレジットカードと同様に払戻の際には購入したJRカードが必要。
ない場合や取扱不可の窓口、やむをえず車内で取扱う場合などは払戻証明を受けることで、その時刻に払戻したのと同じ扱いとなる。
実際の払戻(返金)手続は元の発売日から1年以内に取扱窓口に証明済きっぷと購入したJRカードを持参して行う必要がある。
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