新型コロナウイルスに集団感染した横浜港のクルーズ船に乗船していた80代の日本人の男性が死亡したことが分かりました。クルーズ船での死亡者は3人目です。
厚生労働省によりますと、80代の男性には持病があり、5日以降に医療機関に搬送されていて23日に死亡しました。死因は肺炎ですが、新型コロナウイルスに感染していたかは明らかにされていません。クルーズ船の乗船者で死亡が確認されたのは3人目です。また、新たに乗員819人、乗客12人を検査したところ、乗員55人、乗客2人の合わせて57人が感染していました。これでクルーズ船での感染者は691人となり、36人が重症です。
加藤厚労大臣:「まさに今、私たちは患者の増加のスピードを可能な限り抑制していく。そのことが非常に重要である」
一方、加藤大臣は新型コロナウイルスを巡る状況について、国内への侵入を遅らせる段階から集団発生を防いで感染の拡大を抑制する段階に来ているとの認識を示しました。また、24日に行われる専門家会議の意見などを踏まえて今後の対策について基本方針を策定し、連休明けにも決定するということです。
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