2019年、クルーズ船の入港数が過去最高だった清水港で、海の上の客船で火事が起きたという想定の訓練が行われました。
静岡市清水区の清水港で行われた訓練は、駿河湾フェリーのエンジンルームから出火したという想定のもと消火活動でスタートしました。近年、清水港へのクルーズ船が増加するなか、火災や事故に備えるのが目的で、駿河湾フェリーで3年ぶり2回目の訓練には海上保安庁、警察、消防、港湾関係者など約350人が参加しました。遭難信号を打ち上げた後、県警のヘリが船の十数m上空まで近づき、隊員が重傷者を救出する手順を確認しました。海上保安庁によりますと、清水港での客船の火災はめったにないということですが、今後はさらに客船の増加が見込まれることから、万が一の事故に備えて関係団体との連携を強化するとしています。
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